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過去問演習(平成24年 事例Ⅱ)

今日の過去問演習は、平成24年 事例Ⅱです。

私の解答

第1問
概要は、①X市内の消費者に対し、やや甘みのある味に商品を変更し、②県内の消費者に対し、ロックに合った製品開発を行い、③全国向けに芋の香りを抑えた製品を開発し、多様な顧客ニーズに合った製品を展開した。

製品戦略は、①製造方法を見直しX市向けに嗜好変化にあわせたやや甘みのある焼酎、②他社と市場調査や共同開発を行いZ社と県内向けにロックでの飲用に合う焼酎やY社と全国向けに芋の香り抑えた焼酎、を展開した。

参考:ふぞろい流ベスト答案(書籍:ふぞろいな答案分析2より)

第2問
(設問1)
メリットは、Y社に欠けていた高品質の芋焼酎を商品ラインアップに加える事ができ、顧客ニーズに柔軟に対応できる商品ラインアップが構築できた。これにより、収益性が向上し、売上拡大につながった。

(設問2)
メリットは、Z社に不足していた開発力を補完でき、プライベートブランドの確立に成功した。これにより、ライバル企業との差別化を図ることができ、Z社のブランド力が向上し、売上拡大につながった。

(設問1)
Z社にとってのメリットは、①プライベートブランド商品の開発でスーパーマーケット等の競合に対抗できたこと、②ロック向けという訴求内容が県内消費者に支持され、当該商品を目当てにした来店が増えたことである。

(設問2)
Y社にとってのメリットは、①製品ラインアップに欠けていた高品質の芋焼酎を加える事ができたこと、②その芋焼酎は、全国の飲食店の店主から高い評価を受け、飲食店市場に対する営業成績が向上したことである。

参考:ふぞろい流ベスト答案(書籍:ふぞろいな答案分析2より)

第3問
(設問1)
X市の課題である商店街の復興を自社課題の1つに設定し、売上の一定額を商店街のイベント事業や新規出店支援事業に寄付することで企業イメージを高めようとした。

(設問2)
理由は、積極的に地域貢献を行うことで、企業イメージの向上や地域との関係性が強化された。よって、顧客の愛顧が高まり、固定客化され売上拡大に結びついた。

(設問1)
地域に根ざした企業ブランド強化のため、水害にあった商店街の復興を自社課題とし、X市内向け製品の売上から一定額をイベント事業や新規出店支援事業に寄付したことである。

(設問2)
理由は、自社課題の商店街の復興支援が、地元X市の住民のB社へのロイヤリティ向上に繋がり、地域住民との関係性が向上したことで、客数や客単価が増加したため、である。

参考:ふぞろい流ベスト答案(書籍:ふぞろいな答案分析2より)

第4問
X市内の陶器製造業と連携し、地元の陶器を使用したオリジナル商品を開発する。効果は、地元消費者との関係性が強化され、愛顧が高まり売上拡大が図れる。

X市商店街と連携し、焼酎の試飲ができるイベントを開催する。効果は、商店街の活性化およびB社顧客の増加が見込まれ、売上拡大が図れる。

X市の畜産業と提携し焼酎に合うつまみや、陶器製造業と提携し焼酎入り陶器を開発し全国に販売することで地元産業が活性化され、経済発展と人口増加の効果が期待できる。

X市の商店街との提携によりB社焼酎の試飲会などのイベントを開催することで、地域住民との交流を深め、関係性が強化され、X市内向け製品の売上向上の効果が期待できる。

参考:ふぞろい流ベスト答案(書籍:ふぞろいな答案分析2より)

自己採点

ふぞろいな答案分析をもとに、キーワードを加点していく方式で採点。

第1問
9点

第2問
(設問1)
0点

(設問2)
0点

第3問
(設問1)
14点

(設問2)
9点

第4問
23点

合計:55点

反省点

第1問
「誰に/何を/どのように」
⇒どのようにを意識して解答すればよかった。ただし、配点10点なのであまり時間をかけてはいけない問題。

第2問
(設問1,2)
・垂直的提携と水平的提携を逆に書いてしまった。
 垂直的統合⇒原材料の生産から販売までの流れを垂直的な流れとみる。
 水平的統合⇒同種の製品分野の事業が統合し、事業範囲を拡大する。

・効果の部分は、与件から素直に抜き出すこと。

第3問
(設問2)
ターゲットをきちんと明記すること。

最後に

今回は、第2問で水平的統合と垂直的統合の意味があやふやなため、解答を逆に書いてしまう大事故を起こしてしまいました。
2次試験とはいえ、しっかりと1次の知識を理解していないと今回のようなことになってしまうので、
やっぱり知識は大事だと実感しました。
反省です。。

あとは、事例Ⅱは、与件文から素直に抜き出すことを意識していこうと思います。
少し事例に慣れてきたら思いつきの解答を書いてしまいがちなので注意しないといけません。

それでは!

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