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過去問演習(平成22年 事例Ⅲ)

今日の過去問演習は、平成22年事例Ⅲです。

個人的には事例Ⅲは苦手意識があります。
ただし、事例Ⅲは演習を重ねると得点は上がりやすらしいです。
なんとか、苦手意識を払拭できるように演習を重ねていきたいと思います。

私の解答

第1問
(a)
加工部門を内部に有し、高い技術力を持つ点

生産設備の改良・改善技術を有する点。

(b)
営業を専任する部門を持っていない点。

売上の70%を自動車メーカーが占めている点。

第2問
(設問1)
具体的方法は、①C社の強みである生産設備の改良・改善技術を活かし、組立工程の設備を改良する、②完成品メーカーに対して製品設計変更を提案し、材料歩留まりを改善しコストダウンを図る、③生産技術者による指導で早期に効率のよい生産ができるようにする。

(設問2)
(a)
混乱内容は、従来の従業員には組立ノウハウが無い為、品質の悪化や大幅な納期遅れが発生する可能性がある。

(b)
対策は、①品質保証部が中心となり、各工程で品質チェックを実施、②Y社生産技術者による指導、③各工程毎に納期を定め、細かく納期管理を実施することである。

第3問

受注時期、受注量、納期情報。

組立品の設計図などの設計情報。

第4問
中国進出により、新たな販路を開拓する戦略をとるべきである。具体的対応策は、①金型技術の高さや生産設備の改善技術を活かし、中国進出している他の自動車メーカーと取引を行う、②営業部門の強化、③中国進出している家電業界との取引を行う。効果としてX社、Y社への依存が減り、リスク分散できる。

自己採点

第1問
12点

第2問
14点

第3問
8点

第4問
14点

合計:48点

反省点

第1問
・強みは、与件文のいたるところに書かれていてそれを纏めるのが難しかった。もう少し、簡潔に纏める文章力を身につける必要あり。
・弱みは、方向性は気づけたが、営業力の弱さ、特定取引先への売上依存度の高さ などもう一歩踏み込んだ解答が書けなかった。

第2問
・設問1は、もう一歩の踏み込みが欲しい。生産設備の改良で、工数削減する。など。
・設問2は、かなり難しかった。。
組立工程を入れるということは、それぞれの工程での同期が必要になるということにきづけなかった。

第3問
・①は、生産計画の情報という観点もあった。②は、材料原価も考えられた。⇒生産技術の知識再整理が必要。

第4問
・方向性、対策、効果のまとめ方をもっと論理的にする。(以下)

方向性・・・C社の各強みを活かし、新規販路の開拓。(具体的に他のメーカーとの取引など)
対策・・・営業部門の強化
効果・・・主要顧客依存度をなくし、リスクを分散。

最後に

教訓:
・生産技術の知識を再復習する。
・行ったことだけではなく、それに伴う効果まで記載し、説得力のある解答を作る!(与件抜き出し+α)

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